
11月9日に厚生労働省より卓越した技能者149名が発表されました。現代の名工とは昭和42年に創設され、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するもの。技能の世界で活躍する職人で若者の模範となり、技能者の地位と技能水準の向上を図ることが目的である。日本の技術を受け継ぎながら次世代に引き継いでいくという素晴らしい制度です。
選出まもない11月27日に沖縄出張で池宮城善郎さんにお会いする事が出来ました。所々で同じ琉球ガラス作家から聞いていたので非常に楽しみでお会いするまで今までとは違いどうしよ?かなと考えたり。。。実際に工房にお邪魔してみるとお祝いのお花がたくさん寄せられていて改めて賞の偉大さを実感します。ご本人にお会いすると偉ぶる事無くいつも通りの池宮城さんでした(^^♪
お話を伺うとご自身でもびっくりしたとおっしゃっていたのが印象的でした。それもそのはず琉球ガラスの世界では1994年のそう、巨匠稲嶺盛吉さん以来の快挙ですから。池宮城氏も言っておられましたが以後、琉球ガラスの世界から現代の名工が選出されるのは20年はないのでは?と。それほどなのです。自薦が出来ないので周りから認められての選出がとても価値があると思います。そこには技術的な面はもちろんですがやはり人間性も加味されてこその選出である。
現に私とのやりとりも今まで通りの池宮城さんで何度も聞かれたであろう事も面倒くさがらずに答えてくれる池宮城さんの人間性に触れる事が出来ました。只今、注文も殺到しているそうです。この選出をきっかけに益々有名になられるのだな~と思いつつ琉球ガラスが今以上に人気が出るのではとワクワクしました。
ある作家さんがおっしゃてましたが現在、池宮城さんがリーダーとなってガラス作家ばかりが集まる飲み会を一か月に一度くらいの割合で開催されているそうです(^^♪これも情報交換の場、若手との交流の場としてはじめられたそうです。
あ~一度参加したいな~でも、お酒強そうやし完全につぶされるな(^^♪
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